毎年3月に行うヨシ焼きですが、今年は事情により一部しか焼くことができませんでした。
その後の影響を見に行きましたが、ヨシ焼きをしたエリアのヨシは、
生え方も密集していて背も2m程と、かなり勢いよく成長しています。
写真中の地面に見える一部黒い箇所は、ヨシ焼きの痕跡です(ヨシの灰)。
一方、ヨシ焼きをしなかったエリアのヨシ原は、生え方がまばらな箇所が多く、
背丈も30~50㎝ほどと低いヨシ目立ちました。
やはり日当たりの量が影響していると思われます。
ヨシの生育に重要なヨシ焼きですが、京都のヨシ原は市街地に近いこともあり、
灰の対策等が年々難しくなっています。
ただ滋賀県近江八幡など、他府県では近隣の理解定着のもと
ヨシ焼きを実施できている地方もあります。
その地方の背景、文化、価値観など多様な要素によって、
自然やその手入れに対する理解が形成されるのだと思います。
ヨシ原の手入れは現実に即した運用の必要性を感じる一方で、
理解の醸成を諦めないことも大切だと感じています。